コンパクトサイズで600万画素、光学12倍ズームレンズ搭載、更にEX光学ズーム(EZ)で最大16.5倍(300万画素時)の望遠撮影を実現 600万画素の解像力をコンパクトサイズで実現するレンズは、ライカカメラ社とパナソニック社の光学技術における協業のもとで作り出されるライカDCバリオ・エルマリートレンズで、歪曲・解像度・ゴースト/フレアの各要素において優れたレンズ性能を確保している。レンズは35mm判換算 36mm〜432mmの光学12倍ズーム(F2.8〜3.3)を搭載し、本体サイズは前モデルで500万画素のDMC−FZ5とほぼ同じコンパクトサイズを実現している。 またCCDの使用領域を限定し、焦点距離を望遠側にシフトし、最大倍率をアップさせるEX光学ズーム(EZ)を搭載し、デジタルズームと異なる画質劣化のないきめ細かさで最大16.5倍(300万画素以下時)のズーム倍率を実現している。 光学式手ブレ補正&F2.8レンズ&高感度でブレずにきれい 本製品は光学式手ブレ補正ジャイロの搭載により、光学12倍ズームレンズ時(EX光学ズーム時最大 16.5倍)の望遠撮影でも手ブレを抑えた撮影が可能。また、常時手ブレ補正機能を動作させ、フレーミング時の手ブレも抑えるMODE1、シャッターを押した瞬間に手ブレ補正機能を動作させることでより確実な手ブレ補正効果と高画質が得られるMODE2の二つの方式を搭載。さらに今回、最大ISO1600までの高感度撮影が可能な高感度モードを新たに搭載している。高感度モードは、周辺の画素からRGB情報を混合する画素混合方式によって高感度化を実現しており、ISO感度を上げることでシャタースピードを速く保ち被写体ブレを軽減、光量の足りない暗所での撮影もより明るく撮影できる。またF2.8ライカDCバリオ・エルマリートレンズによりシャープでクリアな描写を実現する。 大画面2.5液晶モニターを搭載 大画面2.5型液晶モニターを搭載し、撮影時のフレーミングやメニュー操作をより見やすい画面で行うことができるだけでなく、撮影後の写真を見せ合うビューワーとしても活用することができる。また、パワーLCD機能を搭載し、日中の屋外などで画面が見にくいとき等にも液晶の明るさを約40%アップさせることにより、画面を見易くする事も可能。さらに、カメラを頭上に構えたハイアングル撮影時に画面を見やすくするハイアングルモードを新たに搭載している。 写真表現を高めるフルマニュアル操作 撮影時に絞りやシャッタースピードを自由に設定できるマニュアル露出や、マニュアルフォーカス操作が可能。絞り優先AEは、F2.8〜F8.0までのレンズの絞りを1/3EV刻みで設定でき、背景を大きく ボカした写真や遠景までピントを合わせた写真等、被写体の前後のピントの合っている範囲(被写界深度)を意図的にコントロールして撮影することができる。シャッタースピード優先AEは8〜1/2,000秒までシャッタースピードを1/3EV刻みで設定でき、被写体の動きを意図的に表現することができる。マニュアル露出は、絞りとシャッタースピード(最長60秒)を個別に設定でき、露出を自由に設定することができる。また、マニュアルフォーカスモードを選択し手動でピントを合わせることも可能。 スムーズな操作・設定を実現するジョイスティックを搭載 本製品はスムーズに、かつ簡単な操作・設定を可能とするジョイスティックを搭載している。ジョイスティックを操作することで、シャッタースピードや絞りの設定、マニュアルフォーカスなどの操作をスムーズに行うことができる。またジョイスティックを長押しすることによりクイック設定画面を表示し、よく使う機能をすばやく設定することができる。 素早い撮影が可能な高速AF AF情報を処理する周波数を高速化した「高速1点AFモード」を搭載しスピーディーにピント合わせが可能。また、AF情報としての検出範囲やアルゴリズムなどの最適化により、多点測距方式の各AFモード(9点、3点、1点、スポット)においても高速レスポンスを実現している。